メインメニュー > Q&A集 > [設定] Web アクセスの解析方法

Q&A集

Print Prev Next

[設定] Web アクセスの解析方法

2007年 2月 13日作成

 EZSite 4 へいつ何処からどのようなアクセスがあったかを調べるためには、Lotus Domino の機能を利用します。ただし、Lotus Domino は Web アクセスを詳細に分析する機能は持っていません。Lotus Domino でいったん Web のアクセスログを取得し、その取得したログを元に、サードパーティ製のログ分析ツールを利用して解析を行います。


【ドミノ Web サーバーログの取得】

 Web サーバーのアクセスログを取得するには、次の手順でログファイルの設定を有効にします。

  1. Domino 管理クライアントを開き、[設定]タブをクリックします。
  2. Web サーバーのサーバー文書を開きます。
  3. [インターネットプロトコル]タブの[HTTP]サブタブを開きます。
  4. [ログファイル]フィールドで、[有効]を選択します。
  5. [ログファイルのディレクトリ]フィールドに、任意のディレクトリ名(例えば「log」)を入力します。
  6. [アクセスログ形式]フィールドが、[共通]になっていることを確認します。
  7. 残りの次のフィールドを確認します。
    • 時刻形式
    • ログファイルの時間表示(ログファイル間隔)
  8. [保存して閉じる]をクリックします。
  9. HTTP サーバータスクを再起動します。サーバーコンソールより、以下のコマンドを入力します。
tell http restart

 これで、ログファイルが Domino のデータディレクトリ配下の指定したディレクトリ内に作成されます。


【ログ分析ツールの利用】

 上記の方法で取得したログを、ログ分析ツールがインストールされたシステムに移し、それをログ分析ツールの入力として解析を行います。以降の手順は、それぞれのログ分析ツールの利用方法に従ってください。

 ここでは、最も良く利用されるフリーソフトの「Analog」について、少し触れておきます。Analog はほとんどの OS 上で動作し、また分かりやすい統計が見られるように設計されています。

 Analog の設定は簡単です。実行するために最低限必要なことは、環境設定ファイル analog.cfg 中にログファイルの位置を設定する LOGFILE コマンドを挿入することです。例えば、Windows プラットフォームで実行する場合は、「LOGFILE c:\temp\logfile」のように指定することで、最低限の環境設定をすることができます。


関連サイト


Print Prev Next












© 2024 ケートリック株式会社