一部の Web ページだけ読者を限定した公開 Web サイトでは、読者が Web サイトに明示的にユーザー・アカウントでログインする必要があります。本項では、このような場合に読者用のログイン・ページを作成する方法について説明します。
※この機能を利用するためには、Lotus Domino サーバーがセッション認証に設定されている必要があります。
■URL リンクを利用する場合
Lotus Domino では、以下のようにデータベースのアクセス制御リストに関係なくユーザーの認証を行うための URL コマンドが提供されています。
http://Host/DatabaseDirectory/DatabaseFileName?OpenDatabase&login
EZSite 4 でもこの URL コマンドは利用できますので、任意のページにこの URL リンクを設定することによって、ログイン処理を行うことができます。
例えば、トップページにログイン処理への URL をリンクを設定する方法は、以下の手順となります。
- Web ブラウザでサイト管理エリアへアクセスして、カテゴリー情報の「01」を開きます。
- カテゴリー情報の[各カテゴリーの公開一覧ページの説明文]任意の文字(例えば、「ログイン」など)または画像を入力します。
- 2. で入力した文字または画像に以下の URL でリンクを作成します。
/ez3_contents.nsf?OpenDatabase&login
- (オプション)必要に応じて、その他の項目を設定します。
- カテゴリー情報を保存して閉じます。
URL コマンドに関する詳細は、Lotus Domino Designer 7 ヘルプの「認証を要求する URL コマンド」をご覧ください。
■カテゴリーを使用する場合
未使用のカテゴリーを使用して、ログイン処理ができるようにします。この方法は、「[HowTo] 公開サイトで一部の Web ページをメンバーズ・オンリーにする方法」と結果的に同じ効果をもたらします。ここでは、未使用のカテゴリーは「25」として、以下説明します。
- Lotus Notes または Domino Administrator で EZSite 4 コンテンツ・データベースを開きます。
- EZSite 4 コンテンツ・データベースのアクセス制御リスト(ACL)を開きます。
- ACL で、Anonymous ユーザーのロールから [25Readers] のロールのチェックをオフにします。
- ACL を閉じます。
- Web ブラウザでサイト管理エリアへアクセスして、カテゴリー情報の「25」を開きます。
- カテゴリー情報の[このカテゴリーを使用する]をチェックします。
- [カテゴリー名]に任意の名称(例えば、「ログイン」など)を入力します。
- [EZSite 以外のリンク先]にログインした後に表示させたいページの URL(例えば、トップページの「/ez3_contents.nsf/Top」など)を入力します。
- (オプション)必要に応じて、その他の項目を設定します。
- カテゴリー情報を保存して閉じます。
サンプル
■URL リンクを利用する場合
ログイン
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