EZSite 4 へいつ何処からどのようなアクセスがあったかを調べるためには、Lotus Domino の機能を利用します。ただし、Lotus Domino は Web アクセスを詳細に分析する機能は持っていません。Lotus Domino でいったん Web のアクセスログを取得し、その取得したログを元に、サードパーティ製のログ分析ツールを利用して解析を行います。
【ドミノ Web サーバーログの取得】
Web サーバーのアクセスログを取得するには、次の手順でログファイルの設定を有効にします。
- Domino 管理クライアントを開き、[設定]タブをクリックします。
- Web サーバーのサーバー文書を開きます。
- [インターネットプロトコル]タブの[HTTP]サブタブを開きます。
- [ログファイル]フィールドで、[有効]を選択します。
-
[ログファイルのディレクトリ]フィールドに、任意のディレクトリ名(例えば「log」)を入力します。
-
[アクセスログ形式]フィールドが、[共通]になっていることを確認します。
- 残りの次のフィールドを確認します。
- 時刻形式
- ログファイルの時間表示(ログファイル間隔)
- [保存して閉じる]をクリックします。
- HTTP サーバータスクを再起動します。サーバーコンソールより、以下のコマンドを入力します。
tell http restart
これで、ログファイルが Domino のデータディレクトリ配下の指定したディレクトリ内に作成されます。
【ログ分析ツールの利用】
上記の方法で取得したログを、ログ分析ツールがインストールされたシステムに移し、それをログ分析ツールの入力として解析を行います。以降の手順は、それぞれのログ分析ツールの利用方法に従ってください。
ここでは、最も良く利用されるフリーソフトの「Analog」について、少し触れておきます。Analog はほとんどの OS 上で動作し、また分かりやすい統計が見られるように設計されています。
Analog の設定は簡単です。実行するために最低限必要なことは、環境設定ファイル analog.cfg 中にログファイルの位置を設定する LOGFILE コマンドを挿入することです。例えば、Windows プラットフォームで実行する場合は、「LOGFILE c:\temp\logfile」のように指定することで、最低限の環境設定をすることができます。
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