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Lotus Notes/Domino

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データベースの構造

2007年 4月 10日作成

 Notes データベースの特徴の一つとして、情報(データ)とプログラム(ページ、フォーム、ビューなどの設計要素)が同一のデータベースに格納されているということが挙げられます。簡単に言えば、Notes データベースはイコール、Notes アプリケーションというわけです。
 この特徴により、情報の可搬性・運用性が高まるというメリットがあります。即ちそのデータベースを他の Lotus Notes/Domino にコピー/移動するだけで、そこでアプリケーションが利用できるようになります。

ノーツデータベースの構造

リレーショナルデータベースと Notes データベースの比較

 従来からあるリレーショナルデータベース(RDB)は、全てのデータを複数のテーブルで表現します。また、共通するデータは正規化して共通キーを元に小さなテーブルにどんどん分離して保存します。そして RDB による開発は、データを分析し、ダイアグラムを描き、正規化し、モデルを作り、画面を設計し、開発をしてテストをするというの手順で行います。運用が開始されると、情報は「レコード」という決まった形式で次々に追加されていくわけです。
 しかし、開発が終わったころになると必ず「新しい項目を加えたい」「フォームを加えたい」などという要望が出てきます。そうした場合、すでに作成されたレコードには、別の方法で新たに加わった項目を付加しなければいけません。
 一方、Notes データベースは情報を「文書」という形式で保存します。Notes データベースとは文書を含んだ1つのファイルであり、文書の作成や変更を制御するアプリケーション設計要素であり、管理情報でもあります。
 Notes データベースには、ビジネスの文書にはいろいろな添付資料もつけられます。また誰かが見た後のコメントもつけられます。それらは、元の文書の付属の文書(子文書)として、何ら特別なキーなど作成せずに関連付けることができます。項目の追加もたいへんに楽です。これは、Notes データベースが note という小さな単位で構成されているために可能なことなのです。
 逆に Notes データベースは夜間バッチ計算のような大量で定型的な一括処理には向きません。情報がレコードとして定型化されていないので、note の関連付けを毎回アクセスする必要があるからです。

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